首座法戦式
法戦式とは、文字の通り仏の教え(法)について激しい問答(戦い)を行うという意味です。首座というのは、坐禅堂で、一番上の席(座)を意味しますが、首座和尚を第一座ともいいます。首座和尚がその寺の住職に代わって修行僧たちと問答をしてどれほど仏教を理解しているのかを試すのが首座法戦式です。
首座和尚は、「竹箆(しっぺい)」を住職より受け取ります。「竹箆」は、長さ90センチから1メートルに切った竹に漆を塗って黒くしたものです。元々は住職が、弟子たちを指導する時に使用した道具です。首座和尚は住職に代わって問答を任された証として、「竹箆」を手に持ちながら問答をかわします。
首座和尚は本則を声高らかに唱えます | 首座和尚は新命方丈より「竹箆」を受け取ります |
問答の様子 | 祝拝 |
晋山結制式に関する
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